省エネ住宅と湿気対策
省エネ住宅は冷暖房の効率を上げるために、外気の影響を受けにくいように、また、室内の暖かさや冷房効果が外に逃げないように、断熱性や気密性を高める設計がされています。あまり空気の流通が無い設計になっているのです。
しかし断熱性、気密性を高めるために施した設計は、反対に、室内、住宅内で発生する大量の湿気には問題が多いことになります。湿気はどうしても発生してしまうものです。私たちが息をする、汗をかくなどでも湿気は発生します。
料理をしても、洗濯をしても、お風呂に入っても、住宅内ではどうしても水を使用することが多いのです。また、雨が降れば、空気全体が湿気を持ちます。壁も床も天井も気密性が保たれている省エネ住宅では、室内の湿気は逃げるところが無く、結露の原因となっています。また、カビやダニなどを発生させ、健康にも悪い影響を与える事になるのです。
省エネ住宅ではエネルギーの消費を抑える設計だけでなく、この大量の湿気に対する対策も行わないといけません。
