省エネ住宅と空気の汚染
省エネ住宅ではエネルギーの損失を低くするため、気密性が重視されています。しかし気密性が高いために室内の空気が汚染されやすいという問題が生じています。
私たちは空気を吸って、酸素を取り入れ、二酸化炭素を吐き出しています。この行為だけでも室内の空気は汚れていきます。それだけでなく、人が動くとほこりが出ますし、暖房機器をかけると二酸化炭素が発生します。調理すれば二酸化炭素はもちろん、油汚れや匂いも出ますし、湿気も発生します。トイレやお風呂場などからも湿気や臭いが出ることになります。
建築材料によってはいろいろな成分が空気中に放出されますし、日用品からも有毒物質が発生することがあります。これらの物質はシックハウス症候群といって、新築住宅がもたらす健康上の問題も引き起こしています。
これらの室内空気の汚染を抑えるためには、換気を行う必要があります。エネルギーの消費を抑えつつ、換気を行う方法が試行されています。有効な手段として新築住宅には換気扇の設置が義務付けられています。
